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  • ヤマミチ 田山祐智

オリジナル薪ストーブ製作への長旅 6


あの夏以来、しばらく仕事で薪ストーブの事から離れていましたが、肌寒くなってきたら思い出したように再開しました。




給気口の検討や各部品の寸法等細部調整をし、これを商品Verとする。


図面が固まったので近所の鉄工所に製作依頼。




いつものとこ。


家から歩いて3分くらいのところにある、どこでもありそうな近所の鉄工所。


先週の金曜日に依頼をかけ、そして次の金曜日の今日、「大体できたよ」との報告を受けて見に行ってみたら、、、ばっちり出来てました!





オールステンレス製。

あえて塗装は施さず、ステンレスらしさを残すために素地のままで商品化します。



ただ、溶接焼けの部分はこれから酸洗いを施してきれいに消します。





まだガラスは嵌めてない。

窓枠のデザインは色々検討したけど、手間のかからない形状で、でもちょっとはカッコよくしたいのでこのデザインに。







今回のプロダクトデザインの一番の特徴は、側面から続く一体成型のアール背面。

そしてそのアールに対して45度の角度で取り付く排気筒。

よく見ると天板からの一体成型。



我ながら職人泣かせな設計をしたけど、さすが鉄工所の人は一発でうまくきれいに作ってくれた。

すばらしいね。






私の取得した特許である二次燃焼機構(名称未定だった...)はこのあたりの形状が最適解ではないかと自信をもって設計。


これまでに二次燃焼構造は幾度となく作ってきたけど、その経験から、これなら初期段階からばっちり煙少なくてきれいに燃えるはず。



全部手作業による作りこみでこれを作るのに、他の作業と掛け持ちしながら1週間で作れたってことは、実際にかかった人工は4日ほどってところだろうか。



これから酸洗いを施して全体の溶接の焼け色を取り除いたら、耐熱ガラスをはめ込んで扉枠をスポット溶接で仕上げれば完成です。


まずは我が家で使用してみて不具合なければすぐ受注体制に入ります。




ARCRAYのホームページはこちら。


FAQのところで具体的な内容を確認できます

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