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【メンテナンス】セトリングボルト締め

田山祐智

先日の薪割り時、ついでに、半年くらい放っていたログハウスのセトリングボルトの増し締めを行いました。

ログハウス特有のメンテナンスと言えばこのボルト締めですね。

ログは横積みされているので、木がやせるとその分自重で縮まっていきます。

(つまり、家全体の高さも下がるし、天井も下がってくるという事)

その下がった分、ログを固定するボルトも緩むので、これを定期的に締め直す必要があります。

新築の現場でも、工事している間にもどんどんセトリングは進みますし、建ててからも2年ほど経つくらいまではセトリング現象は起き続けます。

当社のモデルハウスのケースでいうと、新築後、最初のうちは毎週1回は締め直せるほどセトリングは早かったです。

半年ほど経つと1ヶ月に1回程度で済むようになりました。

今は丸2年経ちましたが、次回締め直せるほど緩むのはどれくらい先になるかな…?

こんな感じに緩んできます。

ボルトの赤く錆びている部分がこれまでに締めてきた範囲。

ざっと7~8cmくらいは締めてきたことになります。

いくらログに乾燥材を使っていても、結局は無垢材なので縮むものは縮みます。

(ノンセトリングって本当に技術的に成り立つの?)

ボルト締めの様子を動画に撮ってみましたので、ログハウスにご興味のある方はご参考ください。

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