溶接した部分にできる焼け色は、酸洗いをかけて綺麗にしてもらったのでピッカピカ。
ハンドルには、近所の革リペア屋さんで革を巻いてもらった。いいねぇ。
そしたら次は家の薪ストーブを交換だ!
モキよ、これまでお疲れさまでした。
来週からはお客さん家で引き継がれます。
そしてARCRAYを設置。
今回を機に、口元から1.2mくらいの部分をシングル煙突から二重煙突へと換えました。
見栄えは気にしない性質なので、いくらかでも安い無塗装品で。
早速火入れしていきます。
その前に、まずは灰を敷いて…適当にあんばいの良いところで。
我が家の焚き付けは、杉の中薪を下に並べて空気の通り道を作った上に松の焚き付けを井桁に組むやり方です。
牛乳パックを割いて火を点けたら次にりんごの枝。
火が回ったら中薪を2~3本放り込んで放置。(テキトー)
この間(かん)、扉の位置はブースターポジションでキープ。大体3cmくらいの隙間が残るので焚き付け時はここで勢いをつける。
と、こんな感じに気を張らないでいつも通りのやり方で火を点けましたが、ここまではモキと比べて何も変わらない感じです。
よしよし。
もともとARCRAYはモキの上位互換とすべく設計したので、モキの良いところは引き継いで弱点は無くすという目的でしたから。
… そして30分後 …
設計者(私)の予想ではこの辺で薪を足すタイミングなのですが、、、
まだ全然燃えてる...
一番初めに敷いた杉の中薪すらも。
これは予想以上に燃費が良いな…。いい意味で裏切られた。
なにより燃え方がいい。
というのは、見てると薪の表面から徐々に灰化していってるんだけど、これは給気の予熱温度が高い証拠。
あっつい空気が薪に当たることで表面からじわじわ燃焼ガスが出ていってる状態。
いいねぇー。これなら燃費が良いはずだ。
給気の予熱こそが薪ストーブの燃費を左右するキモなので、ここがうまく設計通り(予想以上)に作用してくれたみたいでよかった。
ボディの厚みが3mmという薄さでも、ここまで炉内温度を高くキープできるんだよ。
大したもんだ。
ARCRAYのホームページはこちら。