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ヤマミチ 田山祐智
- 2020年3月9日
オリジナル薪ストーブ製作への長旅 2
#オリジナル薪ストーブ 前回、試作第1号が全くの役立たずの代物に終わったのを受けて、これに改造を施してまともに変化するのか検証してみました。 図面的にはこのように変化。 図面で出しても分かる人少ないよな…。 給気の予熱経路として、試作1回目では鋼管パイプを経由して前面へ送ってきてたけど、パイプをやめて板で仕切って前面へ誘導。 ただそのままだと天板が熱くならないので、天板におんぶするかたちで排気経路をライズオン。 後ろの燃焼筒から上ってきた排気が、新しく乗せられた排気板を経由してから煙突へ向かって排気するという流れ。 これで上部の給気経路が炉内と排気両側から加熱されるので、予熱効果が十分見込める。 あと、後ろの燃焼筒は箱で囲む事にしました。 もともと考えていた構想だったんだけど、燃焼筒の周りには断熱材を充填して排気温度を極力高めるという、ヒートライザーの役割をしてもらう。 * 出来上がったけど、正直めちゃくちゃ不格好なので直視するのも躊躇われる。(笑) 屋外で朝露に当ててしまったので天板が錆びてしまいました。 燃焼筒の周りに詰め込む断熱材として、乾
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ヤマミチ 田山祐智
- 2020年3月8日
オリジナル薪ストーブ製作への長旅 1
本当は去年のうちに完成して商品化まで行きたかったんだけど、なんやかんやでいつものごとく先送りになってしまったオリジナル薪ストーブ。 ともあれ、年末に試作第1号機を鉄工所に作ってもらいました。 まず形からして「あれっ?」なんですが、これまでに特許云々と言っていたディテールがどこにもありません。 実は設計図面までは作ったのですが、描き終える頃には私の中で疑問が膨らみ切っていて、「もっとシンプルにもっと効果的に作れるはず」という気持ちを抑えきれず、新しいアイデアの方で進めることにしてしまいました。 それが上の写真なのですが、 排気の炎を筒の中で螺旋を描くように上昇させれば、筒径を細くしていっても中央部はベルヌーイの定理で圧力が下がるはずだから、意外とスムーズに抜けていってくれるのでは? そして排気筒の断面積は小さいから炎は集約されてしっかり温度は上がる。。。 という仮定を信じて作ってみました。 ちなみに、性能とは別の見た目的,実用性の特徴としては、 1.ガラスがめちゃ大きくて炉内の炎がダイナミックに楽しめる 2.扉がなく、ガラスそのものにハンドルを取り
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