自宅に新しい薪ストーブ(アンヴィクタ LUNA)がやってきた。

昨年から、オリジナル薪ストーブARCRAYを開発しながら家の薪ストーブをとっかえひっかえしてきましたが、現在も最新型を事務所に設置しているせい(?)で自宅の薪ストーブは不在で石油ファンヒーターとエアコンでしのいでいる毎日です。


そんな中、ヤフオクを見ていたら新品で約20万円という破格中の破格で出品されているにも関わらず、何度も再出品を繰り返してずっと売れ残っている薪ストーブが目に付きました。


掘り出し物の薪ストーブ アンヴィクタ -LUNA-

なぜ売れないのかはなんとなく分かるような気がします。

  • アンヴィクタ(フランス)という、一般の人には馴染みがないちょっとマニアックなメーカー

  • 3本足という、ちょっとマニアックなスタイル

  • 煙突接続口径が『180mm』という、ちょっとどころじゃなくマニアックな寸法

  • 自宅には届けてくれない(運送会社の営業所止め)というマニアックとは関係ない条件


要は素人には食指が動かない、マニアックな代物だということです。


しかし、、、


だからこそ買う!


こんなにお得なものを見逃せるわけがない。


なにせちょうど我が家には薪ストーブが不在。

鋼板ストーブのARCRAYは事務所で使えるので、自宅ではまた久しぶりにカッコいい鋳物ストーブを使って比較するのもいいね。



ということで落札し、後日運送会社の営業所までトラックで取りに行きました。


運送会社の営業所まで行き、フォークリフトで積んでもらいました

トラックへはフォークリフトで積んでもらいました。



そして週明け、いよいよトラックの荷台から下ろして家の中への搬入作業開始です。…1人で!



まずは梱包のパレットをビスを抜いてばらしていきます。



LUNAはその名前の通り月(半月)がモチーフになっているのか、上から見ると半円形状をしています。

フランス人は面白いデザインを作るなあと思うとともに、よく形にできたと思う。



背面には現在蓋がしてありますが、これを入れ替えることで排気方向を変更できます。

現状は上方排気仕様になっていますが、これを付け替えて今回は後方排気にしようと思います。




軽くするため、バラせる所はどんどんバラします。

そして炉内はがらんどうに。



バラしたパーツ類。

もちろん初見で何の予備知識もありませんがなんてことはありません。

工具もミリサイズだし。


右から、扉にアンダイアンにバッフルプレートにロストルプレートに背面板に接続口。

鋳物製なので一つ一つが重量級。

これだけでもだいぶ軽くなります。



ぬおおおっと、気合でトラックから下ろします。

台車を使ってはいますがそれでも100kgオーバーですのでとんでもない重さです。

段差を乗り越えるにも気合です。

本来ならコンパネを使うべきですが特に用意もしてなかったのでありあわせの板でがんばります。



なんとか玄関前まで来た…。(;´Д`)ハァハァ

この先は…もちろん気合です!



本体を起こし、えっちらおっちら片足ずつ動かして歩かせながら移動していきます。




ふーーー!

なんとか定位置まで来た。

気合の連続で疲れました。

こんなクソ重い荷物の搬入、本来1人でやるべき作業ではありません。



そしたらまたパーツを元に組み直していって…




完成です。

組み直し時、炉内に露出しているボルトにはかじり付き防止にグラファイトグリス(モリブデングリス)を塗布します。

かじり付き防止といっても耐熱温度がたった200度だから、どこまで効果があるか…大して期待はできない。




煙突の接続口を後方仕様に変更。

これで天板が広く使える。




問題の接続口径。

カタログ上だと180mmとあるけど、外寸で170mm、内寸で155mmという中途半端さ。

とりあえず6インチシングル煙突にガスケットを巻いて挿してみようと思います。

なんとかなるんで(゚з゚)ネーノ?


ガタがあったら穴空けてタッピングビスで軽く固定しよう。




フランス語かよ…!(ちゃんと日本語説明書も付属してます)




さて、中身をバラしながら内部構造もしっかりを観察したわけですが、このアンヴィクタ LUNA、予想通りというべきか、やはり形は各社違えどもヨーロッパメーカーの鋳物ストーブは機構が皆似たりよったりな印象がそのまま当てはまります。


給気口は3箇所。

そのうち給気調整可能なのは2箇所。

一つは灰受けスペース内の底。

もう一つは扉上部のエアースリット。


背中には調整の利かない固定された穴が空いてあって、これが二次燃焼用空気として背面板の穴から吹き出す仕組みのよう。


いずれにしても残念なのが給気の予熱機構が備わってないこと。



これが底面の給気レバー。

灰受け空間を通ってロストルのスリットから炉内へと給気されます。

もしロストルのスリットが灰で埋まっていると、他の経路がないため全く給気はなされなくなると思われます。



そしてこちらが扉上部のエアースリット。

ここから入った空気はすぐにガラス上部から吹き下ろしてくるので全く予熱される時間がありません。

弱火のときにガラスが冷えて最後は曇るんじゃなかろうか…?

これは焚いてみないとわからない。



ということでまずは設置まで行きまして、90°曲がりの煙突が届き次第、接続して実際に使ってみようと思います。


今の所の予想は、良くも悪くも平凡な性能なんだろうと思います。

まぁ尖ったところがないほうが使っていて気兼ねしないので楽かもしれませんね。



とりあえず自信を持って言えるのは、見た目は90点以上です!

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