アルミ炉壁&炉台 ARCRAY初期試作型をお客様宅に設置

今年の冬の間わが家で使用していたARCRAYの試作型を、お客様のおうちのリフォームに合わせて設置しました。


設置に当たり炉壁・炉台も必要になりますが、今回はタイルやレンガ等で豪華には作り込まず、当社の事務所と同じくアルミ板で設置することになりました。


炉壁と炉台を鋼板で構成しているのはよく見ますが、アルミ板でこさえている人はまずいないのでは?



鋼板ではなくアルミ板を使用しているのにはもちろん理由があって、熱反射率の違いです。


鋼板は黒くて熱反射率が低く、薪ストーブからの熱を吸収してしまいます。

しかも薄いので蓄熱量が少なく、熱を背面の壁へとどんどん放熱・放射していきます。


その点アルミ板は熱反射率が高く、薪ストーブからの放射熱を跳ね返すので裏へ熱を伝えません。




↓各物質ごとの放射率比較表 (※放射率が低いほど反射率が高いです)




実際に薪ストーブを焚いている時に板を触るとわかります。

鋼板の場合は熱くて触れないほど熱を持っていますが、アルミ板の場合は触っても全然熱くありません。薪ストーブからの放射熱を反射しているからです。


そしてなによりもアルミ板は安いので、とてもコスパが良いんですよね。



豪勢に作るのだけが薪ストーブらしさではない、性能を追求するとこんなやり方もあるという事例でした。


(もちろん、れんがやタイルを使った炉壁・炉台もよく作りますので、そこはお客様のご要望に沿いますよ。)

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