• ヤマミチ 田山祐智

MOKIストーブの改造(?)を試みる その1

最終更新: 3月9日


Facebookの方ではちらっと書いていたんですが、MOKIストーブの茂木プレートに代わるプレートを独自で考えて、春に鉄工所で作ってもらいました。

今はそのプレートを取り付けた状態で運転していますが、MOKIの長所を殺すことなく、保温時間を延ばすことができました。

製作に至るまでには様々な試行と思考の日々がありました。。。

● 困りごと ●

MOKIストーブを使っているときっと誰もが思うはずです。『もっとゆっくりと燃やせたらいいのになぁ』と。

車で言うとMOKIはさながらスポーツカー。アクセルは常にフルスロットル。

低燃費運転を望む機種ではないのは分かっているんですが、もう少しなんとかなればと。


その火力と立ち上がりは素晴らしい。

● 何が起きてる? ●

さて、なんとかするにしてもまず何が問題か。

私が使っていて思うに、排気量が大きすぎる気がしてなりません。

燃やした炎がプレートの下へどんどん引きずり込まれていくのを見ると、ここの面積が大きいから排気の勢いが強くなりすぎているのではないか?

ここを狭くすれば、炎と熱は茂木プレートに当たって内部を循環してくれるようになる気がします。


こんなに広くなくてもいいのでは…?

● 試してみる ●

この仮定をもとに実験してみました。

試しに、プレートの下に排気の妨げになるようブロックを置いてみます。


ちょうど家には庭にピザ窯を作った時に余った耐火レンガがありました。

炉内に置くにはうってつけです。

これを茂木プレートの裏側に置いてみました。

さて、これで燃やしてみたところ…

なんと燃えが非常に悪くなり、煙突から煙がもうもうと吹き出し、明らかに不完全燃焼をしていました。

どうやらプレートの穴からだけでは排気量が足りなすぎて温度が上がらない(二次燃焼しない)らしいです。

● もう少し試してみる ●

前回はレンガで塞ぐ面積が大きすぎたので、少し加減してみることにしました。


レンガを横に寝せて、プレートとの間に少し隙間を作ってみました。

これで燃やしてみると、先ほどよりはましになったものの相変わらず煙突からの煙が目立ちます。

もうちょっと排気面積を稼ぐ必要がありそうです。

こんどはレンガの細いほうを向けて、両脇からの排気面積を十分に取ってみました。


この状態で燃やしてみた結果、立ち上がりもそれほど悪くなく、煙も出ず、きれいに燃えてくれました……。

つまりは、レンガを置く前のノーマル状態と大差ありません。

特にゆっくり燃やせた感じもありません。

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どこにどう置いても良い方向へ結果が向かわず、なんか萎えてきました。

メーカー純正のバランスってすごいですね。

● 別な手も試してみる ●

排気のバランスがいじれないのなら、給気を変えれないか考えてみました。

MOKIは給気口から排気口まで一直線に向かっていますので、ちょっと勢いが強すぎるのではないかと思いました。


給気口から入った空気は、上1/3位が窓に向かって吹き上げるようにできていますので、そっちへの給気をメインになるよう、レンガで給気口を塞いでみます。


ですが、結論的にはこの給気口の調整もあまりいい方向へは作用せず、広く開ければノーマルと大差なく、狭めると立ち上がりが悪く扱いづらいという結果に。

それにしても写真の日付…1月12日ってことはMOKIストーブを設置して1週間ほどしか経っていません。

こんなに早くも改良(改造)の検討に入っていたんですね。。。

● そして諦める ●

レンガを置く場所を変えて色々と実験と検証をしてみましたが、どれもいい方向へ変わることはなかったので一旦諦めることにしました。

やっぱりメーカーはよく考えてるんだなぁとノーマル状態で毎日使い続けて3ヶ月くらい経った頃、何かふつふつと本質的な部分が見えてきたような気がしてきました…!

つづく

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#薪ストーブ #MOKI #技術的な話

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