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施工事例

ログハウスのお庭にぴったりな、木製の薪棚 兼 物置

秋口に中古のログハウスを購入して当社でカーテンやMOKIストーブの設置リフォームをしたお客さまから、「やっぱり今のうちに薪小屋も作っておきたい」というのが今回の依頼。

木製で作ることは初めから決まっていた上で、​最初、「予算20万円で何とかなりませんか?」と言われ、『無理ですかね』と即答したのですが、かといって予算に収まる既製のスチール物置ではやはり我慢ならないとのこと。

最終的に予算よりも理想形で作るという方向性にまとまりました。

ただ、こちらとしてもその中でできるだけコストを抑える手段・手法で工夫することにしました。

細かいノウハウとしては…(知りたい?)

・土台は90角(防腐材)

・在来工法の様に作るが、構造材はすべて204材(SPF38x89)のみで構成

・軒天を張る作業を無くすために正面以外は軒の出ゼロ

・既製の羽目板の長さ(3900mm)に合わせてロスゼロで使えるように外寸を設定

・壁の羽目板は、別の現場のはじき(節等の理由)で余った米ヒバ材 ←小屋にしては贅沢

・屋根も職人さん宅で余って取り置きしていたアスファルトシングル材 ←小屋にしては贅沢

とか。。。

でも写真を見て分かる通り、作っている作業工程自体に全然手抜き感はありません。

かえって「随分作りこんでない?」と思えるくらいに。

とくに物置のドアはツーバイ材による大工さんの手作り。

最後の遊び心として、ドアハンドルは庭木を剪定した枝で作りました。

​ついでにダミーヒンジを付けてちょっとおしゃれ感アップ。

細かいところで、旗竿丁番3個使いによるこの丈夫さ感。

気になるお値段は、最終的に税込みで40万弱といったところに収まりました。

大きさ、大工手間、わたしの設計手間、そしてこの価値

を考えると…どう見えますか?

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