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施工事例

ロフト含め10坪 住んで快適タイニーハウス

起業当初以来、ニーズを感じてずっと温めていた狭小住宅(タイニーハウス)の構想を本格的に動き出した2017年、ちょうど呼応するかのようにそうした家を必要とするお客様とご縁ができました。

定年退職を機に夫婦で畑仕事をやりながら老後生活を送りたい。

そのために、休憩小屋ではなくお風呂もキッチンも付いた小さな家として居を構えたい。というのが今回の依頼。

今回は現金で予算を立てますが、老後資金を使い切るわけにはいきませんので金額的に贅沢はできません。

でもその辺に建っているようなローコストメーカーが作る家でははなはだ夢に欠けるというので、ログハウスを扱う当社としてコストパフォーマンスの見せ所です。

当社では木材問屋や製材屋さんと直接取引があるため、無垢製材をかなり安く仕入れる自信があります。

そして構造的にログハウスでなくても完全に木で囲まれたすてきなお家は建てられるのです。

今回間取りを作成した際に、1度目は主寝室無しでいざというときはロフトで寝るというプランで進めていましたが、途中で「やっぱり一階に寝床が欲しい」と心変わりされ、面積増になって予算も増えましたが主寝室を追加することになりました。(それでも総額は抑えてありますが)

最終プランでは、LDK6.7帖,主寝室4.0帖,浴室・洗濯・トイレ3.3帖という3ブロックで構成された、コンパクトながらも解放感のある居心地のいいタイニーハウスが出来上がりました。

特に玄関入ってすぐのリビングでは吹き抜けがあることで天井が高く、吹き抜けのハイサイドライトから差し込む日光で、とても明るい空間となるように設計しています。

本当はトップライトをつけるのが一番明るいのですが、予算を切り詰めつつデザイン性と採光性を確保するために台形FIX窓をオーダーメイドしました。

ロフト空間も吹き抜け面に腰壁ではなく手摺格子を立てることで光の透過性とデザインアクセントが得られました。

小さい家は非常にクリエイティブで、住む側にとっても作る側にとっても楽しく進められると思います。

ヤマミチのタイニーハウスブランド『Leben Hutte(レーベンヒュッテ)』に、これからもご期待ください。

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