田山祐智

2016年2月3日3 分

LOG HOUSE MAGAZINE(夢の丸太小屋に暮らす)3月号に掲載

(※注意 長い)

LOG HOUSE MAGAZINE(夢の丸太小屋に暮らす)
 

 
3月号に掲載

以前に取材を受けたログハウスマガジンの3月号が発売され、当社の元にも献本されて届きました。ありがとうございます。

今号は薪ストーブ特集ということで、本部からの推薦で取材を受けさせていただくことになりました。

紙面では大きく見開き4ページにわたって掲載され、うちで飼っている5匹の猫たちのうち、マックとタヌ子とメンコがめでたくメディアデビューいたしました。(*^^*)

薪ストーブのレイアウトと機種選定と間取り設計の関連性を絡めた話が少々と、薪の調達や薪ストーブクッキングのお話などが載っております。
 

 

 

 
さて、お客様よりログハウスの相談を受ける際にはほぼもれなく薪ストーブのお話もセットになるのですが、薪ストーブのメーカーと機種はとても多くて、真剣に選ぼうと思うとかなりの勉強時間が必要になると思います。

しかも、実際には使ってみないとわからないし、煙突レイアウトが同条件でないと正確な比較もできません。。。

「で、どれが良いのや?(゚д゚)」

、、、とりあえず、薪ストーブの主流なマーケットのうち、『北米』か『欧州』の二つについては、その国の背景から大まかな傾向として言えることがあります。

…北米メーカー…
 

 
アメリカでは薪ストーブから排出される煙にも排ガス規制がかかっているため、「いかに完全燃焼させるか」という所に重点を置いた作りになっている傾向が強いです。
 

 
「触媒(キャタリティックコンバスター)」「二次燃焼切替ダンパー」といった機構はアメリカのメーカーによく見られます。
 

 
そのため部品点数も多く、メンテナンス時には交換部品が多いというお話もよく聞かれます。

…欧州メーカー…
 

 
ヨーロッパでは薪ストーブの歴史が長いため、いかに「頑丈に、簡単に、長く使えるか」という観点で作られている傾向が強く感じます。
 

 
そのため部品点数は少なく、その分故障率も低く、シンプルな造りはコストダウンにもつながります。
 

 
ロングセラーの機種では何十年も前から作りがほぼ変わらずそのまま続いているものもありますが、最新の機種では燃焼効率もかなり考えて作られています。

機能としてみた場合はいろいろ比較できますが、いろいろ勉強してきた結果、ヤマミチとして言っているのは、


 
1.薪ストーブの『重さ』
 

 
2.好きな『見た目』


 
で決めましょう。

重さ=蓄熱性ですので、暖房面積に応じた重さでおおまかに機種を選定します。
 

 
そして大事なのが、そのデザインが好きかどうか。
 

 
薪ストーブはインテリア性も強いので、毎日目に付くものは見た目が気に入ることも非常に大事です。
 

 
愛着がわくことで愛情を注いで大事に使うようになるものですから。

ああ…また長ったらしく書いてしまった。。。

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